アメリカの交通ルール

トップページ

旅行 > 交通ルール

アメリカで遊ぶ、学ぶ、働く、暮す人への情報サイト。

新着情報

便利な情報
天気
ショッピング
スポーツ
ニュース
地図
辞書
ポータル

エリア情報
アメリカ西海岸
アメリカ西部
アメリカ中西部
アメリカ南部
アメリカ深南部
アメリカ北東部

はい、右側通行です。日本からアメリカに旅行したとき、これが一番難しい所だと思います。右・左折するたびにワイパーが動いてしまうんですよね。バックすると反対だし・・・もう一つの問題が時差。頭がボーっとしているときは、事故を起こしたりします。

残念ながら、この2つに関してはいい方法は知りません。ここでは、交通ルールの違いなどで注意するところを挙げてみました。

■	赤信号でも右折
	信号が赤でも、安全が確認できれば右折できます。これは便利です。ただし“No Turn On Red”という標識がある場合、右折すると交通違反です。気をつけましょう。

■

４ウェイストップ（４ＷＡＹ　ＳＴＯＰ）

田舎道や、居住者道路を走っていると、よくあるのがこれです。侵入する道全てにストップサインがあり、停止した順に交差点を通過できるのですが…（うまく説明できましたか？）簡単なようで難しいルールで、もたもたしていると後ろからクラクションを鳴らされたりします。でも…

□	四差路の場合は、『１，２，３』と前を通過する車を数え、自分の順番では『適度な』スピードで交差点に突っ込む。三叉路なら『１，２』です。
□	相手の目を良く見て、突っ込むぞ、という意思表示をする。
□	一番怖いのは、４ウェイストップと思ったら、向こうにストップサインが無かった場合です。向こうが交差点を抜けるまで、こちらは待たなければなりません。4ウェイストップと思って、前に出てぶつかったらこちらの責任です。ストップサインでは自分の道だけでなく、交差する相手の道のストップサインまで見るしか方法は知りません。
□	半分ぐらいの割合で、ストップサインの下に『4Way Stop』と書いてあります。が、無い場合もかなりあります。
□	一番ややこしいのは、2車線以上ある道路の交差点で４ウェイストップの場合。交通量が多い時間帯などは、必ずめちゃくちゃな状態になります。順番は守らないし、まっすぐ進む車と曲がる車が入り乱れます。僕は、隣の車にあわせながら進みます。2台で進めば、相手もひるむか、多少は安全かな、という程度の理由ですが。

■	マイル表示
	１マイルが１．６ｋｍぐらいです。６０マイルで１００ｋｍぐらいと覚えると良いでしょうか。高速道路走行で、１マイル１分ぐらいと言う理解の仕方もあります。
■	踏み切り
	踏み切りで一旦停止する必要はありません。もちろん、遮断機が下りている場合とか、赤信号の場合はとまります。
■	カープール・ＨＯＶ・ダイアモンドレーン
	これ全部同じことの名称です。ＨＯＶは『High Occupancy Vehicle』の略で、数人で相乗りしている車のことです。渋滞解消のため、大都市の高速道路では相乗りを推奨しています。平日の通勤時間に限り、相乗りした車専用レーンになります。地域によって、2人以上だったり、3人以上だったり違います。標識をよく読んで、走行してください。
■	シートベルト・チャイルドシート
	両方とも義務になっています。実際に警察がチェックしてチケット切ったりします。同乗者がシートベルトをしていない場合、運転手の責任になりますのでお気をつけください。

■

アメリカの警察

アメリカではスピードチェックなど、結構頻繁に行っています。中にはスピード違反の罰金で財政を賄っている市もあります。そういう場所で、2マイルオーバー（3ｋｍオーバー）でチケットを切られたという信じられないような話も聞きました。一般的に警察に捕まりやすい場所を挙げてみました。

□	観光地へ向かう道路。景色が良くて、誰もいないような道路で意外とスピードチェックしています。高速道路だけでなく、一般道のような場合でチェックしている場合も多々あります。観光だからと言って、いい気になっているとチケット切られます。
□	一般道を走行していて、小さな町に近づくと制限速度が極端に低くなります。商店が道路の両側に並んでおり、その町のダウンタウンの中を走るような状態になります。交通量も、歩行者も、横断しようとする人も、増えますのでスピードを落としましょう。もちろん、警察も良くチェックしています。
□	州の境を越えたところで、警察が多いようです。まぁ、ご挨拶と言った感じでしょうか。州によって制限速度が違うのにも気をつけましょう。
□	『大きなアメリカ、そんなに急いでどこへ行く』を標語に運転するのが無難でしょう。

■

警察に捕まったら

アメリカのパトカーは赤や青のランプを点滅することで統一されているようです。後ろに付かれたら、ゆっくりと減速して、道路わきに停車します。ボーっとしていて、気づかない場合は、運転不注意として違反が更に増えます。

□	車を止めても、絶対に外に出ない、のが鉄則です。有名な話なので、誰もが知っているはずですが、不審な動きをしたら、警官はすぐに銃を抜きます。車外へ出たりしたら、目の前に銃口を突きつけられることになります。物騒なアメリカですから、このぐらいやらないと警官も危ないと言うことでしょうそれでももう一度、車内に座って警官が来るのを待っています。
□	ナンバープレートをチェックしたりしてますので、警官は暫くしたら歩いてきます。そうしたら窓を下げて、話し始めます。アメリカでは警官の権威は極めて高く、『ハロー、サー』とか『ハロー、オフィサー』と呼ぶのが普通です。
□	まぁ、あとはその場次第なのですが…日本人だと分かると、見逃してくれる場合もありますし、駄目な場合もあります。後は時の運です。所持品やトランク検査をする場合もあります。麻薬の密輸ルートを（たまたま）走っている場合、警察官は義務としてチェックしないといけないようです。
□	罰金を払う方法は色々、州によって違います。クレジットカードを受け付けてくれる警察もあります。郵送が普通でしょう。大都市なら、警察の窓口みたいなところへ行って払うことも出来るはず。
□	何度も言うようですが、捕まらないのが一番ですね。