SOCコードとは？
仕事探しの第一歩は、自分の職種が何かを把握すること。そのため、アメリカ政府が全職種をコード化しています。これを『SOC Code』（Standard Occupational Classification の略らしい）と呼び、まぁ、ほとんどの職種にコードがあるはず。このコードから、仕事の内容、就職率、平均賃金、などの情報が探せます。更にすごいのは、アメリカ各州ごとの統計まで見ることが出来てしまう。仕事探しはもちろん、自分の将来の仕事を考えるときにも役に立つと思います。

図書館でコードを探す場合は、『Directory of Occupational Titles』がDepatment of Laborから出版されているはず。が、一番簡単なのははネット上で探すこと。『Beaureau Of Labor Statistics』という部門が Dept. Of Laborにあります。（http://www.bls.gov）このサイトから、このページに（http://www.bls.gov/oes/2000/oes_stru.htm）行くとあります。が、ちょっと探すのが難しいので、O*Net Online（http://online.onetcenter.org/）などを使うと単語からコードを探せるようになっています。

→ Beaureau Of Labor Statisticsのサイト
→ O*Net Onlineのサイト

例えば、『Architecture and Engineering』をリストしてみると、こんな風なテーブルになっています。

SOC-Code Title
17-3021	Aerospace Engineering and Operations Technicians
17-2011	Aerospace Engineers
17-2021	Agricultural Engineers
17-1011	Architects, Except Landscape and Naval

ここから航空技術者を選ぶと、

Aerospace Engineering and Operations Technicians 17-3021.00: Operate, install, calibrate, and maintain integrated computer/communications systems consoles, simulators, and other data acquisition, test, and measurement instruments and equipment to launch, track, position, and evaluate air and space vehicles. May record and interpret test data.

という説明が出てきました。これを参考にして、自分のしたい仕事のタイトルや内容を確認できますし、また、ここに出てくる英語をうまく使うと、良いレジュメになるので便利な情報です。

もうひとつの例として、アメリカ各州における職業平均賃金統計を見てみよう。やはりBeareau Of Labor Statisticsのサイト（http://www.bls.gov）から『Wages By Area and Occupation』から州を選ぶことが出来る。州を決めたら、SOCコードを元に統計が出てくるはず。試みに、カリフォルニア州（http://www.bls.gov/oes/2000/oes_ca.htm）のプログラマーの統計を調べてみると・・・

15-1021 Computer Programmers
Employment estimate and mean wage estimates for this occupation:

Percentile wage estimates for this occupation:

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